広報・PRの重要性

すでに広報・PR活動を実施した経験を持つ方が多くいらっしゃると思われるが、期待通りの効果に結びつかなかったと苦い経験をされた方もいるだろう。また、広報・PR活動が上手くいくのは大手企業であって、中小では難しいとあきらめている方もいるかもしれない。確かに多くの費用を投下して活動できる大手企業の広報・PRは、広告を中心として目立っている。しかし、広報・PRは、その目的と費用に合わせ、気の利いた効果を生みだすことは可能である。
つまり、どのような企業においても、広報・PRを上手く展開すれば有効な手段となる。

小さな記事が掲載されたことにより、お客様が増えたケースは山ほどある。また、増えたお客様の口コミで、さらにお客様が広がることもある。
つまり、問題は、上手く活用するための知恵や方法が浮かばない、あるいはわからないということにあると思われる。
また、広報・PRする際に、競合する他社と差別化できるアピールができるかどうかも重要な要素である。

企業や店舗、商品など、そこ特有の優れたものが一つはある。しかし、その一つを消費者が気に留めるかが重要であり、存在感を創出することが大事である。
つまり、伝えなければ伝わらないという、さらには関心を呼ぶ情報で伝えなければならないということであり、この存在感の創出こそ広報・PRで行う活動である

さらに気をつけなければならないことは、世の中は情報に溢れている。次々とあらたな情報がもたらされる。
その様な中で、自社や店舗、商品などの存在感を時折、情報発信し、忘れさせない、過去の存在にしないことが重要である。
ここにも、広報・PRの知恵や方法が必要になる。

広報・PRは専門会社や広告代理店だけができるのではなく、自社でも十分実施可能な方法もある。
今後、このコーナーでは、広報・PRの知恵や方法を紹介し、さらには自社でもできる方法について解説していく。

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